喉に赤いブツブツができるのは、子どもだけの症状ではありません。大人の喉にも赤いブツブツが現れることがあり、その原因は様々ですが、子どもとは異なる注意点や、より重篤な病気の可能性も考慮する必要があります。大人が喉に赤いブツブツを見つけた際、特に注意すべき原因と対処法について解説します。大人の喉に赤いブツブツができる最も一般的な原因は、やはり「ウイルス性咽頭炎」です。いわゆる風邪の症状の一つとして、喉の粘膜が炎症を起こし、リンパ濾胞が腫れて赤いブツブツとして見えることがあります。発熱、咳、鼻水、全身倦怠感などを伴うことが多く、通常は数日で自然に治癒します。しかし、大人の場合は「溶連菌感染症」の可能性も十分に考慮すべきです。子どもに多い病気ですが、大人も感染します。喉のブツブツ(点状出血)やイチゴ舌、高熱、激しい喉の痛みが特徴で、放置すると腎炎やリウマチ熱といった合併症を引き起こすリスクがあります。大人の場合は、喉の痛みや倦怠感が非常に強く、仕事や日常生活に大きな支障をきたすことがあります。疑わしい場合は、早めに医療機関を受診し、抗生物質による適切な治療を受ける必要があります。さらに、大人の喉に赤いブツブツが見られた場合、注意すべきは「性感染症」の可能性です。特に、咽頭性淋病や咽頭クラミジア感染症などの場合、喉の奥に赤いブツブツや炎症、ただれなどが現れることがあります。これらの感染症は、オーラルセックスによって感染することがあり、喉の痛みや発熱を伴うこともありますが、自覚症状がほとんどないケースも少なくありません。もし心当たりがある場合は、耳鼻咽喉科だけでなく、性感染症科や泌尿器科、婦人科を受診し、検査を受けることが重要です。また、「伝染性単核球症」も大人が喉に赤いブツブツを伴う可能性がある病気です。これはEBウイルスによって引き起こされ、高熱、全身倦怠感、リンパ節の腫れ、そして喉の奥に白い偽膜や赤いブツブツ(点状出血)が現れることがあります。重症化することは稀ですが、脾臓が腫れることがあるため、激しい運動は避ける必要があります。まれに、喉の奥のブツブツが「口腔がん」の初期症状である可能性もゼロではありません。
大人の喉に赤いブツブツ?注意すべきは?